ヘンデルのカンタータ  歌詞の意味を考える

アクセスカウンタ

zoom RSS イタリアへ(10)

<<   作成日時 : 2016/01/27 16:05   >>

ナイス ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

(2015年10月6日の続き)

ホテルへ戻って少し休憩していると、もう夕食の時間。ローマ滞在最後の晩ごはんのため近くのレストランへでかけました。今回はホテルと背中合わせのような位置にある、ビシオーネ広場Palazzo del Biscione に面した「ダ・パンクラツィオ Ristorante Da Pancrazio 」。

画像
夜のビシオーネ広場。画面左のレストランがダ・パンクラツィオ。

ここは広場といってもそんなに大きくなく狭いところです。正面奥でカンポ・デ・フィオーリ広場とつながっている。
レストランの中はこんな感じで、この店も例の遺跡「テアトロ・ディ・ポンペオ」の一角を占める位置にあります。

画像

さて今宵のオーダーは、

アンティパスト:アーティーチョーク・ローマ風 Carciofo alla Romana
プリモ・ピアット:カネッローニ Cannelloni
セコンド・ピアット:子羊肉オーヴン焼き Abbacchio al Forno
ドルチェ:ズッパ・イングレーゼ Zuppa Inglese

とフルコース風ですが、ひとりではとても食べきれないので、各一皿をふたりで分けることに。
飲み物はラツィオ州産の赤ワイン Rasa di Marmorata をグラスで一杯づつとミネラルウオーター、それにデザートのときにはカフェを各1。

画像
アーティーチョーク・ローマ風。2個のうち1個は食べてしまった。


画像
画像右手前がカネッローニ、左向うがアッバッキョ・アル・フォルノ。


ドルチェの画像はないですが、簡単に言うとスポンジケーキを甘いリキュールに浸したようなもの。これをなぜ「イギリスのスープ」と呼ぶのかはよくわからないですが、イタリアの家庭料理によくある、パンを浸したスープに見立てているのかもしれません。それにしてもどうして「イギリス」なのか。

フルコースひとり分をふたりで食べて丁度いい分量でした。
勘定は合計68ユーロですが、チップ7ユーロ加え75ユーロでクレジットカード支払い。
食事が終わってしまうとあとはもうホテルへ戻るだけです。

明けて10月7日はもう帰国する日。フライトは15時20分発なのでほぼ午前中は時間があるようなものですが、そうがつがつと「観光する」こともないのでのんびりと荷物の整理。朝食後はカンポ・デ・フィオーリ広場の朝市で買い物しました。

ドライトマト600グラム強で24.5ユーロ。100グラム4ユーロだったので500グラム頼んだところ、がばっと入れて600を超えているけどこれでどうか、と。まあ、別に問題ないのでOKなのですが、こういう市場では必ず2割くらい多めに計るので、きっかり500グラム欲しい時は400で注文すると丁度良くなる、ということは覚えているべきです。
ドライトマトは日本で輸入品を買うと100グラム7〜800円くらいはするので、それよりやや安い程度ですね。店のあんちゃんは「シチリア産の高級品だ」のようなこと(多分)を言ってましたが。

それとパルミジャーノ・レッジャーノの一片も。460グラムほどのかたまりが10.1ユーロなので、こちらは日本で買うよりも大分安いと思います。

その後は前にサンドウィッチを買ったアンティカ・フォルノ・ロッショーリへまわって、大きな田舎パン、全粒粉ロールパンなど、その他空港待合コーナーで昼食代わりに食べるつもりの調理パン風のものなどを購入、18ユーロ。

これでもうすることはすべて終了。前後計5泊したホテル・テアトロ・ディ・ポンペオをチェックアウトします。支払い額はふたり×2泊の宿泊税込みで336ユーロです。
時刻は午前11時と少し早いけれど、空港へ行くことにしてサン・パンタレオ広場のタクシー乗り場で「フィウミチーノ・エアロポルト・ペル・ファボーレ」。

空港では適当に時間をつぶしていると早くもボーディングタイム、たちまち乗機B777のAZ0784便はテイクオフして空の上、さらばローマよ、また来る日まで・・・と相成ります。
それにしても機中はすごく寒かった、飛行機というものはキャビンをこんなに低温にしなければ飛べないのか。まあ、ブランケットと称するものは貸してくれますが、ぺらぺらの織物を二重かさねたもの。以前はどこのエアラインでもちゃんと起毛した保温性の高い、本当の毛布を配ってくれたと思いますが。

などと文句を言ったり、どうせ眠れないので往路のつづきのトム・クランシーなどを読んでいるうちに成田に無事着陸、長々と綴ってきたこの駄文もこれにて終了でございます。



***************************


<旅行を終えて>

今回は、治安があまり良くない、とされているローマにも滞在するので、何事もなければいいが、と思っていました。
幸いにしてカッパライやスリの類は寄り付かず、変な物売りにからまれることもなかったです。さらには心配していたトレニタリアのストもなく、その他トラブルめいたことが一切なかったのは誠にありがたいことでした。

この旅行は、当初の計画段階では「ローマにおけるヘンデルの足跡をたどる」のようなものにできたら、と考えていました。しかし調べていくうちに、これはとてもとても難しい、と思えてきました。

ヘンデルの有力パトロンであったルスポリ侯爵の住まいがローマ市内に残っていますが、このパラッツォ・ルスポリには店舗が入っていたり、建物の一部はホテルになっている様子。おそらく誰でもが簡単に中を見せてもらうことは不可能でしょう。
ローマ郊外ヴィニャネッロ Vignanello に同侯爵の別荘があり、こちらは内部の見学もできるようですが、交通の便がどうにもなりません。「ローマ・ノルド鉄道」という私鉄電車で2時間ほどかかって行くのですが、午前中ローマ発でヴィニャネッロまで行く電車がありません。最も早くても午後1時頃発で当地着は3時頃。これでは日帰りできないのでこの案は却下です。
やはりヘンデルのパトロンだったコロンナ枢機卿の屋敷は土曜日のみ公開されているようですが、土曜はローマにいないので、ここへも行ません。
パンフィーリ枢機卿の別荘だったヴィラ・パンフィーリがローマ市の城壁の外にあって、その広い庭園は市が管理する公園になっていますが、建物の中には入れないようだし、歩いて行くには少し遠くもあるので、訪れる価値はあるのか。

こんなことで、問題なく訪問できるのはパンフィーリ美術館だけなので、「ローマにおけるヘンデルの・・・」の大テーマは断念せざるをえませんでした。

それで、ローマでは主に美術館巡りをしたわけですが、この町はさすがにすごいところで、3日や4日いてもほんの一部しかかじることができません。せめて10日くらい滞在したいものです。
今回訪問した4軒の美術館以外にも、ヴァティカン美術館、ボルゲーゼ美術館、カピトリーノ美術館、クイリナーレ宮、コロンナ宮など魅力的な所がいっぱいです。

画像
カンピドッリョ広場とカピトリーノ美術館(ヴィットリオ・エマヌエーレU世記念堂の1Fから)。今回は残念ながら訪れることができなかった。


ガイスラー山群(グルッポ・オドレ)はたまたま見たヴァル・ディ・フーネスのサイトにあって、どんなに素晴らしいところか、とイタリア半島の北半分を縦断して行ってみましたが、これが大当たり。遠くからでも出かける価値のあるところでした。
このサイトは大変有用で、ホテルもこれで検索して決めたし、リンクされているURLからドロミティ地区のバスやブレンネロ・ヴェローナ間の列車の時刻表もダウンロードできるので、ずいぶん助かりました。

助かると言えば、近頃はどこでもグーグル・ストリートヴューで見ることができるようになったこともそうですね。初めて行くところでも事前にこれで見ておくと全く迷わずに到達できます。今回の旅行でもよく役に立ちました。


本文中にはつまらない細かいことも書きましたが、これは「ディテールにこそ真実は宿る」ではないけれど、些細なこともまたおもしろいのではないか、と思ったからです。
ディテールついでに、今回の旅で費用を支払った明細を掲げておきます。貧乏旅行がばれてしまいますが。
画像

上記はすべてふたり分の費用です。

ローマまでのフライトはアリタリア、列車の切符はトレニタリア、それぞれのサイトから直接に予約・購入しました。宿泊も各ホテルが備えているサイトのブッキングページを使って予約。昔はファックスなど送ったりしていましたが、この点今はずいぶん便利になりました。

現地での「購入」と記した部分について、こんな支出はなくても旅行は成立しますが、友人・知人へのお土産や自家用に土地の産品など買い求めるのもまた旅の楽しみの一環なので旅行費用に入れています。

ユーロの現金支払いは、国内で450ユーロ分両替して行ったものを当てています(レート138.4円/ユーロ)。ほぼ全額使い切りました。

最後に使用したカメラについて。
この「イタリアへ」の記事に添付した写真は、主として「オリンパスC755UZ」で撮影しました。このカメラは2004年頃に購入した古いコンデジです。撮像素子のサイズは公表されていませんが、かなり小さいものでしょう。推測ですが、現在市販されている廉価なコンデジに搭載されている1/2.3型のものより、さらにひとまわり小さいようです。
こんなカメラでもそこそこ美しい画像が撮れるのは、画素数が400万画素と少ないからですね。いまどきこのレヴェルのきれいな画像が得られるカメラを買おうとすると非常に高価につきます。光学10倍ズームも気に入っているので、これからもだましだまし長く使っていきたいと思っています。



終り





テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 1
ナイス

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
URL(任意)
本 文
イタリアへ(10) ヘンデルのカンタータ  歌詞の意味を考える/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる