ヘンデルのカンタータ  歌詞の意味を考える

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zoom RSS 「知っている限りの不行跡をなさい」

<<   作成日時 : 2016/05/01 17:55   >>

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この作品は音源がありません。
ソプラノ用のコンティヌオ・カンタータで、1708年にローマのルスポリ侯爵邸で作曲されたということです。


「知っている限りの不行跡をなさい」(Manca pur quanto sai)HWV129

一見You Tubeに載っているかのようでしたが、聴いてみるとレチタティーヴォは途中で切れているし、ダ・カーポ・アリアはA-B-Aの最初のA部分だけという有様で、使いものになりません。
米国のアマゾンのページに、1楽章あたり0.99ドルでダウンロードできる、書かれていますがどんなものでしょうか。外国の企業にクレジットカードの情報をさらすのはためらわれるので、一応やめておくことに。

演奏時間は9分程度と思われます。

歌詞大意
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今回の歌詞は主人公が女性なので、「翻訳文学上の女ことば」とでもいうべきものを使って表現してみました。現代の日本人女性は誰もが使用していない言語です。

この無名の主人公はティルシを愛しているのですが、これがまた浮気者ときているので、彼女には苦労が絶えないのです。
このティルシってやつは、自分が他の女性にいろいろちょっかいを出し主人公がそれによって苦しむのを見て楽しむ、というサディスティック野郎なので、もう見切りをつけたらいいと思うのですがねえ。
主人公は何事も誠実さが一番、と考えているようなひとだし自称ながら美人らしいので、彼など見限ってしまっても幸せはつかめそうですが、そうはいかないのが恋の不思議なところ。

この絵は、オランダの画家 Adriaen van der WERFF(1659-1722)の作品「Shepherd and Shepherdess」ですが、
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ティルシは知り合った女性だれかれなく、こんな風にいちゃいちゃするのでしょう。
主人公は、こんなティルシでもいつかは戻ってくる、と待っているらしいのですが、本当にそれでいのか。ちょっと行って「彼はもうやめた方がいいよ」とアドヴァイスしたい欲求にかられますね。



参考資料
書籍
 ELLEN T. HARRIS「Handel as Orpheus」HARVARD UNIV. PRESS(2001)








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